こんにちは。
今回は
『世界的にも希少なカラシラサギを岡山で見つけた話②~個体数をもう少し深堀して比べてみる』
ということで
僕のブログでは珍しい
珍鳥のお話となっておりますので
①~③の構成でお届けしていきますので
本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
※一部の画像はタップすると拡大できます
カラシラさん
カラシラサギさんの情報をひとつ。
カラシラサギは基本。旅鳥もしくは冬鳥として
台湾や東南アジアを南下して渡来してきますが
傾向としては九州や西日本に多く飛来するそうで
基本、長期で滞在することは稀であり渡来数も少ないとされております。
記事のタイトルにも書いてあります
世界的にも希少な・・・
この理由としては
生息拠点は主に
朝鮮半島北部や中国南東部の局地的にしか繁殖地がないそうで
世界的に見てその個体数はおよそ
2500~3400羽ほどだと言われています。
加えてカラシラサギが好む環境は
池、古沼、河川、湿地、干潟と
今まさに日本の環境で一番、減少している環境を好んで飛来するので
減少の一途をたどっていく事が予想されます。
世界的に希少の説明
世界で2500羽・・・と聞かれて皆さんはどう思いますでしょうか❓
多いと感じますか❓
少ないと感じますか❓
正直、ピンとこない方もおられるかもしれませんので
自分なりに古い文献を見つけて
2500~3400羽がどのくらいなのかを比べるのに調べました。
わかりづらかったら、ごめんなさい。
皆さんも良く目にするアオサギさん。
2013年の文献とちょっと古いですが
その文献をもとにアオサギの数を記載すると
約30000羽。
10年前の記事なので
アオサギの個体数は環境からも減少している訳ではなく、
横ばい、
もしくは増えていると仮定すると
10年前なので
約40000~42000羽ほどではないのかなぁ🤔
と言えます。
この約40000羽。
これは
日本国内での数のみの話で
世界で言うともっともっと多くの数がいることになります。
先ほどの文献を見ると
2013年調査の滋賀県のみでアオサギの個体数を調べたところ
約2550羽。
この数字を見ると
いかにカラシラサギの個体数が世界的に見て少ないのかが少し見えてきませんか❓
おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
今回はその個体数の少なさをベースにお届けしたカラシラサギのお話。
一つの個体からもこれだけの探求心をくすぐるカラシラサギさんに感謝でございます。
それと同時に
その数の少なさに少し危惧してしまいますよね。
一応、他県でもそれなりの個体数のカラシラサギ発見の報告があるみたいなので
すぐにすぐ絶滅するわけではないかと思いますが
近い将来。
日本では見ることができなくなる種かもしれないという事は
頭の片隅に入れておいた方が良いかもしれません。
カラシラさんが好む環境の減少の影響もありますからね。
自身のギャラリーサイトです↑
それはそうと。
今回貼り付けていきましたカラシラサギさんの写真。
個性的ではありませんでしたか(笑)❓
本日も最後までご購読ありがとうございました(^^)/
コメント