こんにちは。
今回は
『ミソサザイさんの巣作りの観察をしてみよう④~写真撮影についてガッツリとの話』
ということで
①~複数回に分けてお届けしているミソサザイさんの営巣のお話。
今回は
実際にこの時の
写真撮影している際の事を中心に語っていきたいと思いますので
興味のある方のみ。
本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
※一部の画像はタップすると拡大できます。
良い撮影は良い観察から
もう見出しのタイトル通りになりますが
良い撮影は良い観察から。
これが絶対です。
観察距離はもちろんのこと。
鳥種ごとではなくてその個体ごとに適切な警戒のエリアがあるので
そこを必ず見ること。
今回のミソサザイさんの事に関しましては
ずっと観察を進めていて
それこそ
ミソサザイさんがなにをしているのか❓
どこを通るのか❓
どういう感じの性格なのだろうか❓
と言う風に
観察をしながらも
頭の中で疑問に思った事を観察して
答え合わせしている作業をずっと繰り返している感じになります。
個展を開いている際に写真撮影について質問された中で多かったのが
構図に関して。
構図をあらかじめ決めてから撮影するのか❓
はたまた
偶然にそう撮影しているのか❓
はたまたトリミングなのか❓
これについてお答えすると
全部。
が正解なのですが
自分の中で作品写真と呼べるものは
偶然というか
瞬間的に作っている。
と言うのが正解に近いかもしれません✨
冒頭でも言いました通り
良い撮影は良い観察から。
僕は鳥がホントに大好きなので
カメラで見てないでずっとその瞬間を眼で見てるんです。
なので
次に来るシーンやなんか起こりのようなものが
なんとなく感じ取れるんです。
なので構図もそうかもしれませんが
頭の中でこぅ、もともと絵ができてますし
どうやったらこの瞬間を記憶に記録にとどめることができるのだろうかを
色々と見ているのだと思います。
作例
ちょうどいい感じな流れで撮影出来た感じのものがあるので
作例として考えていたことを写真とともに
振り替えていきます。
まず僕はこのミソサザイさんの子が巣材を運んでいくのを見てました。
その後に
この子が巣材を持っていくのに
必ず経由したりする場所があることに気づきます。
理由は足場として利用しやすく
この子が好きなんだろうなと言うのを
ずっと観察をしているうちに気づきます。
という事は
写真に関しては
ここにピントを持って行ってあげれば
この子がとまる瞬間を写すことができるかな❓
という事は
600mの画角に対して
こういう感じの写真になるのではないかな❓
みたいな感じに考えられるので
その後に背景をみてあげて
後はこの子がこの場所に来るのを待つ。
みたいな感じですかね。
あとは
自分自身が
この子とのやりとりや思い出をどういう風に
残す事ができるのかを考えてシャッターを押すだけ♪
そうするとトリミングなんかしなくても
ちゃんと記録することができます。
大切なのはどれだけその瞬間や出会いに心を込めることができるか。
ホントにこれだけです。
おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
作例はあくまでも一例に過ぎないので
そうでない事もかなり・・・てかほとんどです。
待機中はブトに刺されまくってかなり全身強いかゆみが
襲ってきましたし
それこそ怪我したり色々です。
ですがそんな事どうでも良いくらいに
鳥の事を考えて大好きな気持ちが上回るのであれば
きっと自分にとって大切で大事な写真が撮れることがある。
そんな感じに思っております。
なので
やはり一番は
適切な距離での観察。
ここ以外にありません。
野鳥に配慮しない写真は
1枚、2枚ならわからないかもしれませんが
ずっとその方の写真を見ていると
その違和感に人は必ず気づきます。
僕自身も毎度毎度、こういう感じで撮影できる事ばかりではありません💦
それは綴っているブログの記事の写真を見ていただけたら
嫌というほどに分るかと思います。
それでも少ない期間で僕が個展を開けるレベルまで作品写真が撮影できるのは
ずっと観察しているから。
それ以外にはないかと思います。
後は単純な量でしょうね💦
それ以外の事してませんし(笑)
なので是非ともちゃんと観察をして
鳥が本当に好きな事を自覚して
そうでない場合は他の被写体を探すことをおススメしたいと思います。
ちょっとミソサザイさんのお話とはズレてしまったかもしれませんが
今回はこの辺でお開きとさせていただきます。
本日も最後までご購読ありがとうございました(^^)/
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