こんにちは。
今回は
『とある休日の探鳥記~岡山県奈義町にある那岐山を登頂した話①』
ということで
皆さんはいかがお過ごしでしょうか❓
僕自身は
なんとなんと
お勤めご苦労様と言う会社からの勤続感謝という事で
すでに正月休みと合わせて17連休をもらったので
その休暇を利用して
2024年の5月におこなう個展の準備にかなり追われている形でございます。
ここでやっとかんと絶対平日とか無理ですからね💦
またこの様子は別途に手が空いた時にまとめて記事にして記録したいと思います。
さてさて。
そんなこんなな中。
とある休日の探鳥記~ということで
私自身は
岡山県奈義町の那岐山へと探鳥へと行ってまいりました。
奈義町と言えば
あの人気漫画家の
NARUTOを書いた作者の岸本先生の故郷でも有名な場所です。
今回は
そんな奈義町の誇る県内でも大人気登山スポットの那岐山の様子を
雪降り積もる時季に
山頂にて朝日を撮影しようと
いつもの如く
真っ暗な時間帯から狙って行ってきた際の写真と共に
①~②の構成で
そこそこな長文にてお伝えしていきたいと思いますので
その絶景足るや否や
僕の心境や出来事のボヤキと共に
本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
※画像をタップすると画質をおとさずに拡大できます。
目覚めよ勇者。
某日。
ふと目を覚まし
時刻はAM1時50分。
なぜか目覚ましも何もないのに目が覚めてしまう始末。
と言うのも前日に
岡山県の県北部にある
『県立森林公園に朝から行くぞ!!』
と気合を入れて準備をして
軽い冬山を想定した感じで装備を準備していた事から
恐らく興奮して勝手に目が覚めてしまったと自己分析。
『寝てから2時間たってないやん・・・。』
とブツブツ言いながらも布団に入って目を閉じても寝れず。
グダグダしつつも思い付きでふと
『あぁ・・・そういえば奈義町にある菩提寺の大イチョウは今の時季どうなんだろ・・・』
と脳内でよぎったのが最後。
気づけば奈義町へと向かっていったのが始まりでした。
ホントに今考えても突然すぎましたね(笑)
菩提寺へ
大体4:30くらいに奈義町の最後のローソンに到着すると
すぐさま那岐山の登山コースへと参ります。
那岐山は
Aコース。Bコース。Cコースと
3つのパターンがあるそうで
僕が選択したのは
菩提寺のイチョウの横を抜けていくAコースを選択。
ちなみにこの菩提寺の大イチョウはまた別に説明しますが
岡山天然記念木のひとつで
樹齢約900年のそれはそれは見事な大イチョウでございます。
ということで
菩提寺に着くや否や
撮影できるものはしよう!!
と撮影しました写真がこちら。
妻に見せた最初の一声が
『怖っ!!』
でしたね(笑)
それもそのはず。
山の中で人もいませんし
撮影してる自分は慣れてますけども
普通に考えたら怖いですよね(笑)
電灯がある時点で僕からしたら問題ないですけどもね。
さすがにこれでは写真を撮っても仕方ないと思い
とりあえず星を撮影して
すぐさま那岐山へと登ることとしました。
那岐山へ
4キロって・・・
登山道入り口で見た時にまず絶望しましたね。
4キロってそんなことある❓
入り口から4キロ平坦じゃなくて登りを4キロってどういうことよ。。。
などなど色々と頭の中でボヤいてました。
僕は今回はじめてこのAコースを登るのですが
おそらく一番ハズレなんじゃないかと思ったコースですね。
なぜならいきなり終始丸太の階段をひたすら登らされるからです。
加えるなら
辺りは真っ暗ですから
景色も何もないので気分転換も何もなく。
ただひたすら疲労感と自分の体の調子と心と向き合う作業が続く感じでした。
ここら辺はうっすらと明るくなってきた部分もありましたが
まだまだ周囲は暗く
とてもヘッドライト無しでは無理でした。
電気消したら手元も見えませんからね(笑)
ただただひたすらに。
しかも何がきついかって
1000メートルくらいの標高を登った辺りでまだ5合目だと言うのを看板で知って
さらに絶望してました。
しかもなぜか知りませんが
1000メートルから900メートルまで一度降りて
そこから1255メートルを目指すと言う
一度降りて登ると言う工程が入るのがホントにしんどかったですね( ゚Д゚)
今のところ県内の山では一番、嫌いなコース認定ですね( `ー´)ノ
タイムアップと人生の後悔
ひたすらに時間と体力との勝負になってきた頃。
そうこうしていると・・・・
8合目付近でタイムアップ。
自身の見立てが完全に甘く。
山頂で朝日を見ると言う目標は惜しくも叶いませんでした。
結果としては
山頂で朝日を撮影するよりも
その場の自然環境が相まって
変化のある写真として気に入ったものが撮影できましたが
日の出のその瞬間まで
自身の心の葛藤が凄かったですね。
人って何か絶望したりする瞬間に
『神様どうか・・・』
みたいなお願いを無意識にすると思うのですが
そのことについて凄く考えながら暗闇の中登ってました。
今回の例で言うと
確かに自分自身は普段から筋トレじゃなんじゃとして運動を習慣化しておりますが
本格的に山に登るトレーニングを想定していませんし
そもそも思い付きで下調べもせず勢いで那岐山へと向かっている時点で
山に対してもそうですが
計画が愚かなんですよね。
別に楽しみ方はそれぞれなのですが
僕の立てた目標は
山頂で朝日を撮影する。
これを一番に目標として立てたのにもかかわらず
星を撮影したり、暗闇の中菩提寺の大イチョウを撮影したり
目的に対してソレまくっているし
そもそも
もっと早く家をでていたら・・・
もっと前から計画を立てていたら・・・
などなどずっとそればかりがよぎっていました。
体力的にも約8キロ位の機材や水を背負いながら
休みなしで山頂へと目指したこともあって
かなりの疲労感からか
ホントにそういった事を考え続ける機会になりました。
神様はそんな都合よく
半端な奴に奇跡のようなことはそうそう起こさんだろうな。
神様に頼ることなく神様の存在など忘れて
そんなこと考えもしないほどに努力し続けてぶっ倒れそうになった時に
初めてそこで奇跡が起きるのかもなぁ・・・。
目的を達せなかったことは
単純に努力が足りなかったな。
努力すれば…
ただ頑張ればいいってもんではなく
目的に対して正しい努力を頑張ること、
『俺は頑張ったんだ』
と
頑張ったことに目標をすり替えて納得しないこと。
次につなげるためにしっかりと絶望から目をそらさないこと。
とかなんとか考えてましたね終始。
なんてめんどくさい奴だと自分でも思いますよ(笑)
でもですよ
これって人生の終わりの際も絶対あると思うんですよ。
あぁ~しとけばよかった。
もっと人にやさしくしておけば…
他人の目を気にせずもっと自由に生きていれば…
感謝をもっと伝えておけば…
などなど。
凄くこういった事を考えて向き合った登りの山だったなぁ~と
ある意味で思い出になりましたね。
山頂へ
日の出から約10分くらいですかね
遅れることようやく山頂へと到着しました。
途中で一人だけ登山者の方とすれ違いました。
その際に互いに挨拶しか交わさないものの
それ以上のものは互いに余計だと言わんばかりの感じで
ヒッソリとお互いをたたえている空気感です。
お互いに別のルートとは言え暗闇から山に入ったことは
互いの装備を見たら一目瞭然ですからね。
景色はホントに綺麗でしたね。
苦労しただけありましたホントに(笑)
ちなみに標高1255mと言うのは
海面が標高0mなので
海から1255m高いと言う意味になります。
なんにせよ。
よう登ったなぁ~♪
と自分にお疲れさんでした。
おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
個人的にはホントに記憶に残る登山となりました。
やっぱり目的達成のためには
正しい準備とその日に繋げるための努力が必須ですね。
この後、自分自身は登ってきた場所を下山していく形となります。
日も登っているので
通ってきたルートを撮影したり
それこそ野鳥撮影はこの時、暗かったのでしてませんでしたから
山を降りつつ
めぼしい場所にて野鳥撮影と
休憩しながら風景撮影に切り替えて下山していきます。
次回は
下山風景による山頂の環境との変化
そして駐車場に戻った際に
菩提寺の大イチョウを撮影した様子を紹介していきたいと思います。
また興味のある方はお付き合いいただけたらと思います。
それでは本日も最後までご購読ありがとうございました(^^)/
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