こんにちは。
今回のテーマは
『コゲラの♂か♀かを赤い羽根にて見分けて解説してみせようじゃぁ~ないかの話』
ということで進めていこうと思いますのでよろしくお願いします(*^_^*)
野鳥に詳しくない方からしたら
キツツキ。
キツツキと言う名前の鳥がいると思っている方が多いのではないでしょうか❓
かく言う自分も
キツツキと言う種類はいても
キツツキと言う名前の鳥はいない!!
カラスと言う種類はいても
カラスと言う名前の鳥はいないのか!?
という
その事実を知った際には震え上がりました。
今にしたらそんな衝撃はありませんが
コゲラをはじめて見つけて観察したときは
それはそれはもぅ~震えあがりました。
『家の近くにいるのか!?』
『めっちゃ木をつついてる!?』
と。
今回はそんな身近な野鳥と言っても過言では無いコゲラさん。
一見、♂か♀かの判別がつかない
♂も♀も同色のこのコゲラさん。
そのコゲラさんをいっちょ前に解説して見せようじゃァ~ないかぁ~
ということでやっていきますので
本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
どんときなさい。
それでは早速、コゲラの♂か♀をこの私が
満を持して!!
得意げに!!
解説して見せようじゃァ~ないかぁ~!!
と
いう事なのですが
正直、冒頭で先ほど貼り付けました写真のコゲラさん。
これを♂か♀か判断してみろと言われたら
『・・・すみませんでした。』
とただただ調子に乗った態度を改めなければなりません。
というのもですねぇ。。。
コゲラの♂か♀かの判別には絶対的なポイントがありまして
そのポイントを押さえることが出来なければ
いくらプロのバードウォッチャーでも見極めることは困難だとされております。
その理由を先日撮影した写真をもとに
一つ一つ解説していきたいと思いますので
少々、お付き合いください。
コゲラの♂か♀かの識別point
それでは写真を使って解説していきたいと思います。
まずはこちらの写真をご覧ください。
これは先日ご紹介した写真なのですが
カマキリの卵を一心不乱に食べているシーンになります。
ここで一番注目して頂きたいポイントは
この白丸で囲った部分。
コゲラの右後頭部の部分なのですが
見てわかるように
なんだか赤いのがあるのが見えますでしょうか❓
この丸で囲った部分の赤い部分は
コゲラのオスのみがもっているもので
普段観察している際でもなかなか目にする機会が少なく
野鳥観察の界隈では
『赤い幸運の羽』
などと例えられるくらいに
普段見る機会が少ないものだそうです。
かく言う自分も
今回ここまでハッキリ見たのは初めてになります。
図鑑などによると
2~4月の求愛の時季や警戒時にみることがある。
とのことですが
こんかいのように
興奮状態であると気持ち冠羽が逆立ち
奥に隠れている赤い羽根が見え隠れするのではないかと考察しています。
猫なんかも興奮すると逆立つじゃないですか❓
あんな感覚なのかなぁ~と見ていて思いました。
ただこの写真を見ていて疑問がわきませんでしょうか❓
全て写真で確認できる赤い羽根は
すべて右後頭部のみだが
左側はどうなのよと。
反対側はどうなのよ❓
それでは続きを見ていきましょう。
右側ではなくて左側はどうなのか❓
相変わらず右後頭部は確認できるのですが
肝心の左側はあまり確認しづらい状況です。
そんななか、右側の後頭部を見ていると
赤い羽根が二本あるようにも見えました。
けっこう、赤い羽根の部分はありそうだなぁ~🤔
というのが考えられます。
そんなことを考えながら見ていた際。
するとすると
んんんっ!?
もうちょい詳しく見ていきましょう。
はい。
左側の後頭部にも赤い羽根があることが確認できました。
この事から赤い羽根は両側の後頭部。
もしくはその部分だけ横線上に赤い羽根が生えている可能性があるのが
今回の観察からわかるかと思います。
まさに幸運の赤い羽根。
これだけのことでも物凄く考察や、深い野鳥の世界にいざなってくださる
コゲラさんに脱帽です。
おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
今回使用している写真は
前回別で記事にして投稿した
カマキリの卵を食べている写真を引用しております。
観察していたその場で僕自身は
カマキリの卵を食べている観察と
それと同時に、赤い羽根の事も見ていた。
ということになります。
こういったなにげない野鳥さんの知識をもっていると
一回の観察で複数の視点や考えをもって観察することができますし
ものすごく野鳥観察がさらに充実します。
例えるなら
映画館で映画を見ながらポップコーンまで食べられるみたいな。
コゲラさんは身近な野鳥さんなので
観察の機会も多く、それこそ色々なシーンや行動を見せてくれます。
それに採食の最中はけっこう止まってくれているので
観察の機会も多いと思いますので
ぜひとも
観察の肥やしにしていただけたらなと思います。
本日も最後までご購読いただきありがとうございました(^^)/
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