こんにちは。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか❓
僕はと言いますと
本当に先日も先日、てか昨日。
2025.7/13日。
岡山県吉備中央町にある。
ブッポウソウ観察日本一と呼ばれる所以の
横山様へとやってきました。

一年に一度は・・・とは思いつつも
今年はまぁ~アレかなぁ💦
と思っていたのですが
とある方から一本の電話がありました。

その電話の相手と言うのが
ブッポウソウ観察の師匠でもある
御年91歳の奥島さん。

今までで一度も奥島さんから電話などなかったので
『・・・もしかしたら💦』
と思って
年齢も年齢なので心配で折り返し電話をすると
なんでも
ブッポウソウ観察小屋についてのことや
後継者探しの話や
奥島さんの身体があまり体調が良くないとか
現状のブッポウソウ観察の現状の話や
岡大でホルモンの研究をしていたとか
円城寺のブッポウソウ観察の場所のお話や
写真展を開催してくれないかとか
岡大でホルモンの研究をしてたとか
岡大でホルモンの研究をしてたとか
岡大でホルモンの研究をしてたとか
岡大で・・・・・・
とまぁ~正味40分くらい電話がありまして(笑)
結局は
ブッポウソウ吉備中央町会事務局
中山良二さんに話を聞いてみてくれ
とのことで
まぁ・・・・
最期の頼みと言いますか、遺言に近いのかもしれんなぁ🤔
と言う感じの経緯で僕自身は訪れました。
普段は絶対にと言うか人に言われてそんな動くタイプの人間ではないんですが
まぁ。。。。。。僕にできることがあるのであれば
と言うことも含めてやってまいりました。

ということで
ホントに近々のブッポウソウの様子や
この横山様の現状の話や
今回、取材言いますか
横山様の場所で実に2~3年振りに
ガッツリと対談をさせていただきましたので
その話の様子とブッポウソウの巣箱の様子などを綴って行きたいと思いますので
本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
※一部の画像はタップすると拡大できます。

横山様~
はい。
ということで
今回はお話を聞いてすぐに記事にするということで
この吉備中央町の横山様を知らない方にも軽くご説明しますと

この吉備中央町は
国内でも珍しい、ブッポウソウの飛来地でもあり
毎年安定した数のブッポウソウが子育てをしにこの吉備中央町へと
飛来してきてくれております。
その中でも
横山様と言う場所は
ブッポウソウ観察日本一。
と称するくらい
ブッポウソウ観察に置いてものすごく定評のある場所とされて
県内のみならず、県外からも色々な方が訪れ
2025年の今年は
なんでもドイツから通訳を連れてこられた方もおられるそうです(゚Д゚;)

下記にブッポウソウの過去の飛来状況から巣立ち迄の日数を記載したものを載せておきます。

いちおう、
この横山様周辺にもブッポウソウの観察のできる場所がありまして
その近隣の観察場所の様子なども
この横山様では
来場した人に向けて情報として記載されたものが置いてあります。


この日の来場者人数は
僕が訪れた時間帯は15時を過ぎてましたので
人もそこまでおらず

ブッポウソウの給餌が本格的に始まるのはこの後なので
この日は全然な感じでしょうね。
繁忙期とかは駐車場に車も停めることができませんし
席も満席で隣同士ギュウギュウですからね💦
なので
もし、観察をするのであれば
繫忙期を避けたときに行くのがオススメですね♪

人が多いということはホントに様々な人が来ますから
それこそ
あまり気分の良くないことも起こりますので
そういったことを避けたい方は
なるべく早めの時季に訪れるのが良いかと思います。
ここら辺は過去の記事に目を通していただければいいかと思います。

今年は扇風機がありましたので
こういうのはホントにありがたいと言いますか
やさしさですよね。


この横山様は見ていただいた通り
観察小屋に屋根がありますので
雨の日でも観察が可能となりますので
そういう部分でも皆さん訪れたりするんでしょうね♪

僕自身も
こうやってブッポウソウの観察をするのに
この横山様へとやってきますが
やっぱり観察に関してはこの場所が図抜けておりますね(゚Д゚;)
その理由は少し先ほども説明しましたが
例えばブッポウソウの親が雛にご飯をあげたとします。
そのご飯をあげた様子を巣箱内のもカメラを通して
モニターで見ることができるので
中の様子が物凄くわかりやすくて
見ていて面白いんですよね。
中の子供たちも
ごはんをもらったら
クルクル回って次の子に・・・・
とか
ごはんをもらった際の様子だとか。
そういう細かい部分を見ることができるのは
面白いですし
なんか愛着がわいてくるんですよね♪
というかもぅ、可愛いですよねホントに

中山さんと
観察場所の横山様を撮影して回っていた際に
偶然、軽トラックを運転していた
この横山様を管理している中山さんに会えましたので
奥島さんに言われた通り
お話を伺いました。

そこで色々とお話を伺ったのですが

なんでも
中山さんとしては
この『横山様』だけでなく
岡山県吉備中央町全体を
ブッポウソウ日本一。
という風に町興し的なものも含めて
引き続き安定した形で
ブッポウソウの保護活動を
後世にも続けていきたいとの想いが強いそうです。

そのためには
話題性ではありませんが
ブッポウソウ日本一。
この日本一という部分を今後も推していきたいとのことです。

軽く箇条書きではありますが
日本一と呼ぶにふさわしい根拠としての理由を述べますと
●巣箱設置が約400個弱。
●営巣率約80%。(300巣箱。)
●上記理由でブッポウソウ飛来数で言うと600羽。
●子育て数は約1200羽。(300巣箱×4羽)
●主な観察小屋が7カ所。(約100席ほど。)
●年間約2000名の来場。
●日本の野鳥写真家「真木広造」氏が日本一と認定。
●巣箱内観察用カメラ多数設置。(25カ所)

続きまして
活動状況の話としましては
●1988年にブッポウソウを確認。
●1990年に巣箱を日本野鳥の会岡山支部が設置開始。
●1995年。「旧加茂川町(現、吉備中央町)」ブッポウソウを町の鳥に指定。
●2012年。ブッポウソウ保護条例制定。
●岡山大学生態研究開始。
●2016年。ブッポウソウ吉備中央町会発足。
目的はブッポウソウの保護と地域おこし。
●フォトコンテスト、町内の小学生の絵画コンテストを隔年に開催。
●野鳥写真家の真木広造氏による講演。(隔年)
●LINE・Facebook・Instagramにて全国にブッポウソウについて発信。
●ブッポウソウの歴史や子育てについての冊子などを配布。
●ブッポウソウの歌を作成して販売。
●マスコットキャラクターの作成。

ホントにこのご説明をしていただいた際の
中山さんの表情や雰囲気と言ったらもぅ、
真剣ですし
なんかもぅ、伝わってきますよ。

実際にブッポウソウの歌もあるとのことで説明をしていただけましたが
作詞作曲はプロの方にお願いしているそうで
作詞担当の方はなんでも
チャゲアスのお二人を担当していた方だとか(゚Д゚;)
他にも全国区の新聞に取り上げていただいたそうで

この日も新聞社の方が来られていたそうで
野鳥の会岡山支部の方も40名ほど来られたそうです。

なぜそこまでして。
その原動力となるものは
やはりブッポウソウが好きと言うところが原点にあるそうで
それを通してみんなが触れ合うことが
中山さんにとっても幸せなんじゃないかなと
僕自身は対談を通して感じましたね。

奥島さんの話にもなったのですが
この写真。
この時代に写真をプリントして寄贈してくれた方は
奥島さんだけだった。
と言う風に中山さんはおっしゃっていて
この時代は今と違って
写真1枚プリントするのにもお金と労力がかかる時代だったそうで
だれも写真をくれない時代だった。
その時代の中でも奥島さんだけは率先して写真をプリントしては
こうやって寄贈してみんなにみせてくれたんだ。
この写真に写っている巣箱も奥島さんが
「僕が穴をあけて作成して吊るすから協力してくれ」
と言うエピソードを
凄く、ありがたく思っている感じと懐かしく思う感じで
熱く語ってくれました。
やっぱり人の想いと言うか繋がりって大切ですし。
常日頃には思ってはいなくても
なにかふとした瞬間などに
ふいに蘇ったりして
いつまでも残るんですよね。

とはいえ
時代の流れから
この横山様近くの円城寺というブッポウソウ観察場所も
飾ってある写真が古くなってきたからと言うことで
交換してくれとの話が持ち上がっているのですが
奥島さんから僕に
「あれじゃ。わしの代わりに写真を寄贈してくれんか」
と言われたのですが💦
なかなかねぇ💦
ちょっと恐れ多い部分も当然ありますし💦
野鳥写真で言うと僕は皆と趣旨や傾向が違うしなぁ💦
とまぁ、、、ちょっと、奥島さんにも伝えましたし
中山さんにも伝えたのですが
ちょっと保留な感じです💦
と言うのも
僕自身は野鳥の会岡山支部や
他の方に比べてブッポウソウの保護活動のみに尽力しているわけではないので
ちょっと申し訳ないかなぁ💦
と言う感じなので少し保留な感じですね💦
写真展開催依頼の話もあったのですが
そこもアレですね💦
そこはまぁ~アレとして
また面白いと言いますか
奥島さんのお話がありまして
奥島さんは
ミラーレスカメラを横山様に寄贈したそうで
そのカメラをこの横山様で無償で貸し出しを行っているそうです。

どういうことかと言いますと
ブッポウソウを写真撮影しようとすると
当然、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラと言ったように
数十万円するカメラとレンズが必要かと思います。
ですが
皆が皆、買えるものではありませんよね❓
そこで
このカメラを無償で貸し出して
撮影体験をしてもらって
その写真をすぐに手持ちのスマートフォンへと転送する。
と言うことをおこなっているそうです。
これは野鳥撮影体験としては面白い試みだと思いますし
素敵な話だなぁ♪
と思います。

だいたいの多くの方が
この場所に来ると
写真撮影に夢中になって
ホント言葉はアレかもしれませんが
大体自分のことを優先するかと思うんですよ。
いい写真を撮るぞ!!
とか
凄い写真を撮るぞ!!
とかね。
別にそれが悪い訳じゃないですし
当然のことなんですよ。
県外から来る方からしたら尚更ですよ。

ですが
こうやって、
人のことを考えて
そして
ブッポウソウのことを考えている方がいるからこそ
そういう風に撮影や観察が楽しめるんだということを
本当に僕自身、多くの方に知っていただきたいと思います。
なので
僕自身も、野鳥スポットやらなんやらには普段いきませんが
そういうブッポウソウの保護活動や
地域おこしに尽力している方がいるんだというのを伝えたいですし
何か自分にできることは無いかとも思って
なんだかんだと毎年来ている感じでございます。

中山さんとしても奥島さんとしても
たくさんの人にブッポウソウのことを知ってもらいたいそうですし
なにより。
ずっとこの場所を後世にも残していきたいそうなんです。

奥島さんは91歳。
中山さんも82歳。
中山さんも次の後継者に引継ぎをと思っていま、動いているそうです。

中山さんと奥島さんと話をして
僕個人として感じたことは
何か自分が生きた証を残すと言いますか
そういう部分も無意識化では少しあるのではないのかな🤔❓
と言う風に感じました。

人が永遠に残せるものは
お金でも名誉でも地位でもなく。
人の心にこそ
生きたことを残せるのではないかと僕自身も思います。
すくなくとも
僕の こころ にはお二人の活動やお話を見させていただいたり
関わったりする中で残ってますから
それはある意味では生きた証を残せているのではないかと考えます。

ホントに今回、
久しぶりにお話もできて
なおかつ、素敵な事を感じさせていただけてホントに充実しました。
いや、ほんとになんかもう、
この間の
炎天下の中、フラフラで歩いている見ず知らずの僕を
車で登山道まで送ってくださった方と言い
今回の奥島さん&中山さんと言い
いやぁ💦
なんかホントにもぅ、ここ最近は
すごい心を充電させていただける機会が多く感じる場面があります。
ほんとにありがとうございます。

中山方
そんなこんなで深夜になっても
この話を書いてまして
それこそアレです。
2025年のブッポウソウの巣立ち予定日は
一応、7月23日。
あと9日ほどが予定です。

ちなみに
横山様より数百メートル下にあります。
「中山方」と呼ばれる観察場所の巣立ちはもう少し早いそうです。

「中山方」と呼ばれる観察場所は
その名の通り中山さんがメインで管理されていて
巣箱の様子も中山さんの家のモニターで確認できます。



と言う感じで

観察距離は「横山様」よりかは遠いですが
しっかりと観察もできますので
中山さん曰く、雛が巣箱から顔を出し始めたとのことで
もぅ、間もなく巣立ちが近いのではないかと予想しているそうです。
もし気になる方がおられましたら
そちらの方へも立ち寄ってみてください。

おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
ホントにタイムリーなお話と言うことで
僕のブログもこの時季は毎年、ブッポウソウのお話が
沢山、購読されますので
それだけ、皆さんの興味関心が高いというのが
わかります。
僕自身も夏の風物詩的な感じでもありますし
この横山様へとは
スーパーアイドルのコンサートを見る的な感覚で来ておりますね(^^♪
昨年の2024年の横山様に訪れた際には
結構、本音で写真のことについて語ったことを記事にして投稿してますので
そちらも読んでいただければ
どんな感じの場所なのかも見えてくるかもしれませんので
気になる方は探してみてください。
それと。
もぅ少しだけ、明日からもシギチーのお話があと6個ほど続きますが
そこも最後までお付き合いいただけたら幸いです(笑)
ヤバいですよね。
何ヵ月、シギチーの話してんだっていうね(笑)
それでは本日も最後までご購読ありがとうございました(^^)/

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