こんにちは。
今回のお話は
『ゴジュウカラの観察記~岡山のゴジュウカラ事情とシジュウカラの話~』
ということで進めていこうと思いますのでよろしくお願いします(*^_^*)
皆さんはゴジュウカラという鳥をご存じでしょうか❓
シジュウカラなら知っている。
という方も多いかと思いますが
今回のお話は
ゴジュウカラ。
サンジュウでもなければシジュウでもない
ゴジュウカラ。
今回はそんなゴジュウカラさんのお話を
自身の住む岡山県内の観察事情を交えつつ、進めていこうかと思いますので
是非とも本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
ゴジュウカラって❓
まずはゴジュウカラの事について語っていきます。
ゴジュウカラとは全長13~15cm程度の大きさの小鳥で
背面は薄青くて腹面は白く、お尻に特徴的な赤茶色の模様があり、
眼の所に黒い線のある野鳥さんです。
食性は雑食で
クモなどの昆虫を食べるほか、木の実なども食べたりするそうで
ヤマガラと同じく、冬季の厳しい時季に備えて、食べ物の豊富な秋の時季に貯食をしておくそうです。
またゴジュウカラの生態行動の面白い特徴として
がっしりとした爪があるために、他の野鳥と違って下に垂直に降りたり、登ったりとその身のこなしの軽やかさに驚かせられるかと思います。
またゴジュウカラの鳴き声は
『フィ、フィ、フィ、』と断続的な鳴き声や
『フィー!!』と大きな声や
『フィ~、フィ~』
といった感じに以外に鳴き声のバリエーションが多く、同じ音階ながら、森林の中にいると以外にも聞き間違えそうになる印象があります。
ゴジュウカラの名前の由来~
ここで冒頭でもお話したように、三十でも四十でもなく何故に五十カラなのか❓
この名前の由来を紐解いてみたいと思います。
参考文献は『図説 鳥名の由来辞典』。
この著書によると
カラ。
カラとは昔の呼び方で
小鳥を指す言葉になります。
このことは本書とは別の著書でも解説されていますので恐らく間違いはないかと思います。
それではゴジュウカラのゴジュウとはなんなのか❓
色々と諸説はあるそうですが
いまでこそ長寿大国として知られている日本ですが
江戸時代などの昔での平均寿命はそれこそもっと低く、
これも様々な意見がありますがおよそ44歳前後といわれています。
驚きですよね( ゚Д゚)
今の令和時代の半分程度ですよΣ(゚Д゚)
いかに現代の医療発展がすごいのかもわかります(-_-;)
話を元に戻すと
このことから、四十で初老。五十で老人。
という当時は風潮だったと考えられ、
ゴジュウカラの灰色のような淡い青色が老人の髪のように見えて
ゴジュウカラと命名されたとの説があるそうです。
事の真相は如何に・・・❓
といったところですが
自分としてはシジュウカラの名前の由来から考えると、なんだか違う気がするなぁ~🤔
と思ってしまいました。
ちなみにシジュウカラの名前の由来は
様々な説が唱えられております。
地鳴きの 『ジャジャジャジャ♪』の音の響きが名前の由来だという説もあれば
よく他の種と群れて行動したりすることで沢山の数がいることから命名された由来や
シジュウカラを漢字で書くと
『四十雀』
そのままスズメの40羽分の価値があるという由来まで幅広い説があるのです。
これらを知識として知っておくことは大事と言いますか大切といいますか・・・
個人的には面白いと思いますが
正直どれも怪しい感じが否めませんね( 一一)
僕としてはゴジュウカラの名前の由来に関しては
『シジュウカラよりも大きいサイズに見えたから、シジュウよりも大きいゴジュウだ!!』
『シジュウカラよりも見る機会が少なく貴重で価値があるから四十よりも五十だ!!』
みたいなかんたんな感じじゃないかと思っています。
なんにせよシジュウカラの後に命名されたんじゃないかと睨んでいます(´_ゝ`)✨
岡山県内のゴジュウカラ事情~
それでは今回のお話の肝となる
岡山県内のゴジュウカラの観察事情をお話していきたいと思います。
ゴジュウカラは岡山県内では個体数が少なく
生息地は一応、ほぼ県内全域にはなっていますが、県中部~県北部がメインとされています。
近年ではその数が著しく減少していて、
その主たる理由は
森林開発や林相変化(広葉樹林から雑木林への変化や荒廃)などの近年の環境変化によって
住処となる場所が減ってきていることにあると考えられているそうです。
僕自身も今回撮影して投稿しているゴジュウカラは
県中部で撮影したモノになりますが
一度ポッキリででその他にゴジュウカラを観測できた場所はすべて
県北部になります。
一応、県南の倉敷市などでも生息が確認されているそうですが
おそらくその数は本当に少ないと予想されます。
おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
今回は先ほども言いましたが
たまたま県中部にてゴジュウカラを目の前の距離で撮影させてもらえたので
これを機に。。。ということでゴジュウカラのお話をしました。
2023年現在では
僕自身の感覚にはなりますが
県北部でしたらゴジュウカラは結構たくさん頻繁に見ることができる感覚ではありますが
それもいつまで続くかわかりません。
今現在と、過去では自然環境も気温も気候もすべてが微妙に違います。
そんななか、
数十年後の近い将来に
ゴジュウカラが今と同じ状況で県北部では簡単に見ることができるとは
なかなか素直に思えません。
ですが逆に増えていくというパターンも自然相手の話なのでゼロではありません。
本当に難しい事だとは思いますが
引き続きそういった事も頭で考えつつ、引き続きゴジュウカラを観察していけたらと思っております。
本日も最後までご購読いただきありがとうございました(^^)/
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