こんにちは。
今回のお話は
『忘れられない出会い。雪降り積もる山にて出会った孤高のルリビタキ』
という事で進めていこうと思います。
もうこれは自身の中では一生ずっと忘れられない出会いとなった話となります。
豪雪地域の奈義町にある
那岐山にて探鳥をおこなった際に1羽のルリビタキに出会いました。
そのルリビタキは雪の積もる那岐山で
他に誰もいない場所でずっと
自身が食べるご飯を探していました。
そのご飯の探し方が物凄く印象に残り
いまでも本当に忘れられない出会いとして
鮮明に、克明にのこっています。
今回の写真掲載枚数は
当ブログ内においても、過去最長かも知れません💦
動画も少しではありますが
それもあわせてお届けしたいと思いますので
是非とも最後までご購読いただきたいと思います。
それでは本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
※一部の画像はタップすると拡大できますビタキ
まずはこちらを
まずは最初に動画を見ていただきたいと思います。
ご覧いただけたでしょうか❓
これは
山の斜面にある壁にルリビタキが飛び移って採食をするシーンになります。
動画では一回のジャンプと言うか、壁に飛び移った感じですが
これを自身が見ている際に
数十回。
ずっと、ずっと続けていました。
当然僕もそこにいる訳ですから
最初にその光景を見つけた時に
『あぁ・・・これは・・・・あまりいたらダメかな・・・。』
と
思って離れていたのですが
こっちを気にする暇なんてひと時もない。
そんな感じでずっと、ずっと壁に挑んではとまって採食し
壁に飛び移っては採食しを繰り返していました。
ずっとずっと
ずっとずっとずっと
どれだけの時間が経ったのかわかりません。
ただ本当にずっと、ずっと
ただただ壁に向かって種子や苔を食べては地面に降りて飛び立つ。
その動きを延々と繰り返していました。。
とりあえず自身は
冬の那岐山の菩提寺のイチョウを見たくてやってきたので
ルリビタキをスルーして通り過ぎました。
まだまだ
登山道から菩提寺に抜けて菩提寺のイチョウを撮影したのち、
もう一度いったん戻って那岐山の頂上を目指そうとしていた際に
またもや見つけます。
自身は菩提寺の方へと登山道へと入って菩提寺まで目指したので
時間にして2時間以上。
最初にそのルリビタキを見てから時間が経っているので
『この子はずっとこれをしていたのか?』
その気高いと言いますか、
生命力の強さ
そして生き抜いていくと言う意志に驚きました。
ノートリミングでお届け
ここからはトリミングをせずに
そのままの状態でお届けしたいと思います。
もし見づらい画像などがありましたらタップして頂けると拡大できます。
iPhoneならそのままでも大丈夫みたいです。
それでは。
先ほども出会ったことから
このルリビタキさんは
僕に対しては警戒心はまったくありません。
ずっとずっと。
なんども、なんども。
なんどもなんども。
場面が変わっても
ここら辺から
猛吹雪が辺りを包んできました。
それでも。
ただただこの時は
降りしきる雪だけが変化していくだけでした。
ただただ息をのむような光景に。
わかりません。
お伝えしきれているかどうか本当に不安ですし
正直
僕の表現力のなさで
僕にしかわからないとは思いますが
間違いなく生涯忘れられない出会いになったことは間違いありません。
まさに 真・善・美。
そこには言葉では言い表せられない世界がありました。
おわりに
いかがでしたでしょうか❓
今回ルリビタキを見ていて
僕自身も凄くルリビタキに対して真剣でしたし
ルリビタキもまた真剣でした。
野鳥は生きるか死ぬかの世界にて存在している生命です。
その世界の一ページを見せてもらえた。
その世界に対して入門を許されたことは
自身にとっても物凄く大きな意味に感じました。
こういった経験や体験をさせてもらえたことからも
自分は
野鳥観察や撮影に対して
物凄く敬意を払っているつもりです。
知らず知らずのうちに無礼なことをしてしまっていることもあるかとは思いますが
それでも、こういった事に対して重きを置けるだけの感性と理性だけは持ち続けていこうと思っております。
そしてこの考えやスタンスは
10年経とうが何年経とうが
忘れずに持ち続けながら野鳥さんとの関係を構築していきたいと思っております。
自身は間違いなく。
この自分よりもはるかに小さいルリビタキに大切なものを教わった気がしました。
またいつか出会えたら。
本日も最後までご購読いただきありがとうございました(^^)/
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