瀬戸内海沿岸にてスズガモを見ていて賢いと感心した話。

一期一会の野鳥話

こんにちは。

今回のお話は

 

『瀬戸内海沿岸にてスズガモを見ていて賢いと感心した話。』

 

ということで進めていこうと思いますのでよろしくお願いします(*^_^*)

 

段々と真冬を意識させるような気候と言いますか・・・。

もう年末のような空気の匂いがすると言いますか・・・。

 

そんな季節の変化を感じている自分です。

 

今回ご紹介するのは

 

そんな秋冬の沿岸部で野鳥さんを探し回った際に、スズガモを見つけて

ジーッと観察していて気づいたことを挙げていこうかと思っております。

 

本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)

 

スズガモ達

 

スズガモ

 

スズガモとは

冬鳥として全国的に飛来し、

数が多いために、冬鳥としては非常にメジャーなカモとも言えます。

 

基本的には

海底が泥質の内湾に飛来数が多く、海に近い淡水域でも見ることができるそうです。

 

スズガモを漢字で表記すると鈴鴨と書き

 

これは飛び立つ羽音が金属的な感じの音に似ているという事から

スズガモとなったと言われております。

 

食性は主に二枚貝を好んで食べるそうで

貝殻ごと丸呑みして

強力な砂嚢ですりつぶして食べるそうです。

 

会議中に見える

 

また、スズガモの群れの中には

ごくまれにコスズガモという

飛来数の大変少ない種も紛れ込んでいるそうなので

スズガモの群れを見つけた際は注意深く観察してみてください。

 

スズガモ

 

今回感心した事。

 

それではタイトル回収の

スズガモを観察していて感心したことを写真に貼り付けてご紹介していきたいと思います。

 

まずは冒頭でも貼り付けたこの写真。

 

フェリーが通る

 

スズガモ達の群れよりさらに奥の方で船が通過していきます。

 

 

船が通過してから数十秒後。

 

津波と同じ原理ですが

 

船が通過した衝撃で遅れて波がやってきます。

 

 

 

波が立つ。

 

 

 

 

波が立つ2

  

 

 

 

波が立つ3

 

 

波が大きくなってスズガモ達に向かってくる様子がわかるかと思います。

 

 

 

 

波が立つ4 

 

 

 

そして群れ後方の子たちから順にのまれていく形になります。

 

 

 

 

 

のまれる

 

 

 

 

 

のまれる2

 

 

  

 

 

 

 

のまれる3

 

 

と言った感じで、船が通るたびに波が立ち。

 

そしてスズガモ達は波に消えていくと言う感じでした。

 

ひらめき

 

ずっと上記のように

波にのまれては浮かび、飲まれては浮かんできて・・・。

 

と言った感じで過ごしていたスズガモ達ですが

変化が見られました。

 

 

 

恐らく、打開策を思いついたのではないかと勝手に思っています。

 

それがこのシーン。

 

 

波が来る

 

 

 

 

これを見ていた際に

 

 

『あぁ・・・またのまれるなぁ・・・・』

 

 

 

 

そう思った次の瞬間。

 

 

 

 

!?

 

 

乗り越える

 

 

波に自ら向かっていったのです(笑)

 

 

これ見た時は感心しましたし、笑いましたね(笑)

 

凄いなぁ~♪

自然に闘いを挑んでるなぁ~♪

 

と(*^_^*)

 

次々と

 

 

 

 

勇敢

 

それを真似てみんなも波に立ち向かったり

あえて波の来る瞬間に自分から潜って波をやり過ごしたりと

 

自らの頭で考えて行動しているようなしぐさが見られました。

 

やはり、鳥類の脳は本当に賢いと感じた瞬間でした。

 

乗り越えた同志

 

おわりに

いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓

 

今回のお話は

当たり前というか、何気ないシーンなので人からしたらそこまでな感じかもしれません。

 

ですが

 

自分からしたら、

こうした小さなことや、その行動をおこなっていた際の

野鳥たちの雰囲気や自然環境の様子などにも目が行きますので

観察していて本当に面白いと感じます。

 

まだまだ水鳥としてのシーズンはこれからですので

引き続き野鳥観察をしていきたいと思います。

 

本日も最後までご購読いただきありがとうございました(^^)/

 

やべぇ!!    この写真好きです(笑)

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