こんにちは。
今回のお話は
『メダイチドリさんを見つけて観察していたのですが、その環境は如何に・・・の話。』
ということで進めていこうと思いますのでよろしくお願いします(*^_^*)
前回
『2022年の今年も見つけました。メダイチドリの観察記~①』
ということで
観察して撮影した際のメダイチドリさんの可愛いお姿のお話をしたのですが
今回は
可愛いとは裏腹に
実際に岡山県内におけるシギ・チドリ類の観察の状況と今後の環境変化について思う事を交えつつ。
メダイチドリさんの野鳥写真をご紹介していきたいと思いますので
本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
環境の変化~と今後~
それでは早速参りたいと思います。
今回撮影した場所は岡山県の県南になります。
岡山県は県南でしか海はありませんので、
県内に住んでいる人からしたら当然といえば当然なのですが(苦笑)💦
岡山県が面している海は瀬戸内海。
内陸の海のような感じです。
皆さんは知っていますでしょうか❓
近年。
日本で観察されるシギ・チドリ類の数が年々減少傾向にあることを・・・。
別の記事にも少し記載したことがあるのですが
やはり、シギ・チドリ類が年々減少していっている一番の理由は
地球の温暖化だけではなくて
人間の開拓事業によるものだと言えます。
日本には
原生林、雑木林、植林地、湿地帯、海、里山、河口、渓谷。。。
と色々な環境が存在していて
上は北海道、下は沖縄と環境の高低差もありつつ、四季が巡ることもあり
様々な野鳥たちが日本に生息したり、旅の中継地点として利用したりと
物凄く恵まれた環境でもあると言えます。
ただ。
近年、日本が終戦後からの高度経済成長期もあり
森林伐採や戦後開拓。
アメリカに追いつけ、追い越せと必死に
今の形に作り上げていく際に
最もその被害を受けた日本の環境というのが
干潟であると言われています。
その主な要因としては
埋め立てなどによる干潟の減少です。
これはなにも岡山県内だけでなく日本全国で行われてきた事でもあり、
その背景を紐解いてみるにあたり
仕方のない部分でもあるのかなぁ~と個人的には思う部分もあるのです。
今回撮影した場所でもその干潟の減少が顕著で
昨年に観察した際は干潟部分が全体の3割ほどあったのですが
今では2・・・もしくは1割程度までに後退しており
『あぁ・・・・もぅなくなるなぁ・・・・。』
というのを本当に肌で感じました。
だからといって僕個人としては本当に何もできませんし、どうすることもできないので
こぅ・・・どううということでもないのですが
やはり人の発展の裏側の部分を見ることにも色々感じる部分があるなぁ・・・
とおもいつつ、
来年もまた、メダイチドリをはじめ、この場所にて観察はできるのだろうか❓
この場所がなくなった際は
この子たちは何処にいくのだろうか・・・
と色々と考えました。
県外に頻繁に野鳥観察をする方からしたら、
『別に他の場所に行けば・・・』
と思うのかもしれませんが
僕としてはそういうことではないんですよね😅
ホントに色々と難しいです。
綺麗ごとではあるかもしれません。
自身も2018年に西日本豪雨によって被災し、
今はその堤防の付け替え工事などいろいろとおこなっていますので、
それによって本当に助かっている部分もあります。
自然と人間の共存。
これは永遠のテーマなのかもしれません。
おわりに
いかがでしたでしょうか( 一一)❓
今回は撮影した際の自身の心境とこれからの環境変化についての話がメインでした。
ホントにこればっかりは難しい話ですよね( ゚Д゚)
いまの自分は
限りある時間や変化の中で
色々な変化を乗り越えて生き抜いている野鳥たちと同じ時間にお邪魔させていただいていると言う気持ちを忘れずに
今後も適切な距離で様々なシーンを見ていきたいなぁ~と思っております。
また来年も逢いたいですわ(*^_^*)✨
本日も最後までご購読いただきありがとうございました(^^)/
コメント