こんにちは。
今回のお話は
『とある休日の探鳥記~津山市黒岩高原に向かって見たら久しぶりに肝を冷やした話。』
ということで進めていこうと思いますのでよろしくお願いします(*^_^*)
話の内容はいつもの如くタイトル通りになっているのですが
いやはや・・・
自分自身様々な環境に身一つで飛び込んで探し回りますが
ここ最近では一番過酷な探鳥だったのではないかと振り返ってみても思います。
そんなこんなな探鳥記。
動画と写真を交えつつお送りしたいと思いますので
すみませんが最後までご購読のほど、よろしくお願いします(*^_^*)

最初に向かった先は~
まず今回ご紹介します探鳥先は
岡山県津山市阿波にある
鳥取との県境に位置する
黒岩高原にございます。
訪れた目的はいつものことながら
環境調査と称した散策と、その環境下にいる野鳥や野生動物の調査といった形でございます。
この黒岩高原に向かうには、いくつかルートがあるそうなのですが
今回はこの・・・

布滝(のんたき)と呼ばれる道から向かおうと思って訪れました。

この布滝は県内でもなかなかな名所の滝ではないかと思う景観でした。
説明書きにもチョロッと書いてありますが
黒と白のコントラストがものすごく綺麗で、
実際に見に行ったのですが、面白い形をしているなぁ~というのが目に見えてわかるので
一度は見てみても良いのではないかと思います( 一一)
この黒く見える岩は玄武岩と言って火山岩の一種で、変質や酸化の影響をうけていないので
ここまで黒色に見えるそうです。
酸化した玄武岩はおもに赤茶色に変色するので極めて良好な状態だと言えます。(金属の錆も酸化して赤茶色になりますよね)

僕が訪れたのは小雨の降る新緑の時季でしたので
あたりは薄暗くしっとりとした雰囲気でしたので、ものすごく余計に綺麗に見えた気がしました。
なんでも紅葉の時季に来るとまた違った感じで綺麗だそうです。
すぐ近くには白髪滝、大滝とあるそうですが、今回はあくまでも探鳥と環境調査なのでスルーしました。

ギリギリ滝つぼが見えるように下まで行って撮影したのですが
足場が悪く、トレッキングブーツでも滑ることすべること💦
訪れる際は足元に注意してください。
ちなみに
この滝の中腹付近にミソサザイさんがいますが、今回は鳴き声だけで撮影はできませんでした。
黒岩高原へ~
布滝横にある山道を登っていく先にどうやら黒岩高原があるそうなので
雨がぱらついていたのですが、気にせずにガンガン進むことにしました。
岡山県津山市では度々、ツキノワグマの被害や目撃情報などがあるので細心の注意を払いながらの探索となります。
ちなみに僕のブログを見たことない方に向けて説明しますと
すべて単独で潜入しております。
野鳥探索なのでクマよけの鈴はもっていません。
なのでホント神経を研ぎ澄まして集中力を高めて進んでいきます。


ここら辺の景色はそれなりに綺麗なので、
機会のある方は一度は訪れてみても良いかと思います。
ある程度布滝の道を登り切っていくと
登山道が広がり、その先に謎の門柱が二つ立っていて、
それを抜けてドンドン進んでいきますと・・・



ひたすら薄暗い森の中を抜けていく事になるのですが
人の気配はまったくなく、携帯の電波も毎度のことながらないので
不安との勝負です。
ひたすら歩き続けて1時間もしない頃・・・

ようやく開けてきました。
ここまでくると、
高原と言われるだけあって、平坦な感じでゆるやかな道が続いていきました。
その道中の中、茂みの奥から毎度、ガサガサッ!!
と
音と一緒にニホンシカが飛び出してくるのはホントに勘弁してもらいたいと5~6回思ってました。
ここまで一切、野鳥とは出会えておりません。
この日は雨がザーザー降ったりやんだりとなかなかバッドコンディションなので野鳥たちも恐らく雨宿りをしているのか
全くと言っていいほどの静けさでした。
高原は高原でも以前訪れた西粟倉村のダルガ峰の高原とは全然違う環境でした。
ただカッコウの声がずっとこだましていたのはテンションがあがりました(*´▽`*)
ようやく野鳥の気配が。。。
雨がやんでようやくなんか辺りに羽音がきこえたり、シカ以外の気配がするようなしないような
感じの際に、やっとこさ野鳥の気配がしたので
証拠のような感じで動画を撮影しました。
それがこちら・・・
お聞きいただきましたでしょうか❓
ちょっとブログ用に短く切り取ったのですが
皆さんは何種類の野鳥が鳴いているのを確認できますでしょうか(*´▽`*)❓
アオバトの声が一番大きく録音できているのですが
わかりづらいかもしれませんが
アカショウビン。ウグイス、
恐らくソウシチョウっぽいなぁ~という感じのもわかるかと思います。
こういうのを見つけると言いますか、気配を察知することができるとホント脳内からドーパミンとアドレナリンが出るのが自分でもわかります( 一一)✨
ただこれ崖と言うか、向こう岸だったので深追いはしませんでした。
理由は単純で、初めて来た場所で
誰も人がいなく携帯の電波もない場所に登山ルートではない場所で雨の降る悪天候の日に入ったら確実に遭難する自身がありますからね(笑)
それにこの黒岩高原は

の感じの場所と

の感じの場所が交互にある感じで、傾斜は無くなだらかなのですが
山のまわりをグルグルと傾斜が無い分物凄く歩かされる感じの地形に感じたので
途中で面倒になって登山道ではなく直線的に山頂を目指しました。
携帯の電波が長時間ないと心配かけるので💦
そうしているうちにようやく姿を現した景色が・・・


」

一角だけポツンと開けた場所に出ました。
肝冷えの瞬間(笑)
開けた草原を見回して、
1か所だけ人一人分が通れるような獣道が見えたので
自身の腰の高さ以上ある草原の隙間を少しだけ進んでみたのですが
どうやらこれ以上は道はなさそうだなぁ~と先に行ける道は無いかとウロウロしていた矢先。
ガサガサッァ!!!
腰の高さ以上ある草原から
目の前に自身と同じ背丈位あるニホンシカの♂が5メートル前で立ち上がろうと・・・
『うごぉっ!!』
遠目で見るよりも
物凄くリアルで
まじかで見るとその角と体格の迫力にちょっとたじろぎました(笑)

真っ先に頭をよぎったのは
『やられる』
道は自身が通ってきた一本道。
うっわ・・・・。
この間5秒くらい。
立ち上がったニホンシカの♂はこっちを向くと、射程距離5メートル前ですぐさま移動しようとする素振りをみせたので
こっちもシカが逃げようとする進行方向の反対にかわそうと体制を整えた際のこと・・・


・・・・・・・。
まぁ~ちょっと大げさには言っていますが
こんな感じになりました(笑)
人間社会でも良くあるやつです。
この間ホント数十秒のやり取りでしたが
ニホンシカの角を近距離で見たらさすがに肝が冷えました。
皆さんもくれぐれも野生動物との接触には気を付けてください。
ながらくお待たせしました野鳥写真~
それでは長らくお待たせしましたが
今回撮影した野鳥写真のご紹介をしたいと思います。
とはいえ本当に今回撮影できた野鳥さんはごくわずかとなっておりますのでご了承ください。
ご紹介するのは僕が過去に一目ぼれした・・・


モズの♀になります。
モズのメスはこの表情ともっふり感とでっぷり感と、ズッシリ感がものすごくマッチしていて
なきごえも含めて物凄く愛嬌があるように感じて好きなのです。



ただ申し訳ありませんが本当に天候の関係もあってか、見つけて撮影できたのは


ヒガラのみです。
おしくもカッコウさんは
その特性上、樹上のテッペンにいることが多いので、今回撮影することはできませんでしたが
声だけでも収めようと努力しましたので、動画を貼り付けておきます。
ものすごく綺麗な声ですよね(*^_^*)
他に出会えたのは・・・・



バンビちゃんです。
白のまだら模様がまだくっきりとありますので、子どものニホンシカです。
大人に比べたら可愛いもんですよ(*^_^*)✨
おわりに
いかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
かなりの長文となりましたがここまで読み進めていただきありがとうございます。
やっぱり自身の足で歩くことによって
その環境や空気感を全身で感じ取れるのではないかと
改めて思ったと同時に
岡山県にはまだまだたくさんの環境があるんだと感じました。
今後もこういった経験をドンドンまとめて投稿していこうとおもいますので
気の向いた際に覗いてみてください。
それでは本日も最後までご購読いただきありがとうございました(^^)/

コメント