こんにちは。
今回のお話は
『 岡山野鳥写真番外編。特別対談実現!!岡山県吉備中央町のブッポウソウ観察地『横山様』のブッポウソウ吉備中央町会会長さんとブッポウソウ話~』
と言う事で進めていこうと思いますのでよろしくお願いします(*^^*)
※画像の一部はタップするとギャラリーモードに切り替わり拡大したりできます
皆様GWをいかがおすごしでしょうか(*^_^*)❓
今回のお話はいつも投稿しているようなお話とはちょっと違いまして
つい先日の2022年5月2日に
吉備中央町会事務局の方でブッポウソウのお話を聞かせていただきましたので
その際のお話をGW特別企画とまではいきませんが
皆様にお伝えできればいかがかなぁ~( ゚Д゚)❓
と思いましたので
今回役立つ情報と、対談の内容を写真を織り交ぜながらご紹介していきたいと思います(´_ゝ`)
もう取材ですよこれ(笑)
だいぶん長文になりますので
是非とも一度お手洗いや身の回りの事を済ませてお付き合いいただきたいと思います(笑)
ここ最近では一番の長文ですから😓
とは言いつつも読んでくださっている方の中には
んんっ!?
普段はこういった事は記事にせんのにどうしたんだい?
吉備中央町のブッポウソウのお話を書いたりしたらひとが沢山きちゃうんじゃないのかい?
と思った方々!?
最後までご購読いただければこのブッポウソウ観察所の現状と言いますか
撮影させてもらっている裏側の部分では
こういった多くの地域住民の方々の努力によって僕らは観察や撮影を楽しめるんだと言う事を多くの方に知ってもらいたいと言うさまざまな気持ちがありますので
一人の愛鳥家のお話をすみませんが最後までお付き合いください。
それでは本日も最後までご購読よろしくお願いします(*^-^*)
ブッポウソウ観察の聖地『横山様』
あらためましてこんにちは。
岡山県内のみで探鳥をしています
『やち』
と言う名前で野鳥関連において活動している者です。
冒頭でもお話した通り世はまさにGWと言う魅惑の連休フェスティバル。
3年ぶりに制限のないGWと言う事で各地、交通網などの大混雑が予想されるのでは無いかと思います。
帰省される方もいれば、キャンプ、旅行、レジャー、またまた家でのんびりする。
楽しみ方は人それぞれでございます。
かくいう自分は
渡り鳥たちの移動の季節だと言う事も関係しておりまして
探鳥に明け暮れる日々でございます(´_ゝ`)
そんな中
僕自身もGW期間と言う事と
2022年4月28日にブッポウソウが吉備中央町で初観測されたと言う事で
2022年5月2日に
僕も吉備中央町に行ってきました。
約10ヶ月振り位ですかね。
昨年は色々な場所にてブッポウソウさんを観察させてもらい、様々な体験と経験をさせてもらいました。
その中でも特に個人的に印象が強い場所と言いますかお話がここブッポウソウ観察の聖地と呼ばれる
横山様での観察場所にございます。
知らない人からしたら一見、腰痛の神様?人の家?
と言った疑問があるかと思うかと思いますがもともとは腰痛の神様が祀られているのですが
地域の方々によってブッポウソウの観察地としても変貌を遂げていった場所でもあります。
上記写真のように昨年2021年に2階建てに観察の場所が増設されていました。
昨年の2021年は
コロナウイルス感染予防にともなって
東京都を初め、
ここ岡山県でも緊急事態宣言が6月~8月末まで発令していたために
隣同士の感覚を一席分あけて座ることがルールとなっており
2階部分が県外からの観察者の場所となってましたが
2022年の今年はそういった制限はなさそうです( ゚Д゚)
見ていただいた通り隣との距離が近いので来訪される方は感染予防対策をしっかりとおこなっていただいたほうが良いかと思います。
来訪される方や沢山の方が口をそろえてブッポウソウを撮影する環境に関しては
日本一と言う名の所以は伊達じゃないほどのしっかりと管理整備されている場所であり
一度訪れたことがある方はわかるかと思いますが
巣箱内にモニターがあり、巣箱の中で卵を抱いている姿や雛が巣内で動いているシーンを確認できたりと
カメラや双眼鏡抜きでも面白い場所なので
ホントたまりません。
ここ横山様の観測所が
2022年4月刊行の BIRDER 5月号の
『鳥くんのぶらり鳥見散歩道』という企画で雑誌紹介されているほどで、
10年前にも 同誌 BIRDERにも記載されたことのある
本当に間違いない場所だと言う事です。
※2022年7月号にも記載されていました。
下記にて掲載されたBIRDER誌のリンクを貼り付けておきますのでご興味ある方はどうぞ
僕のブログを頻繁にご購読いただいている方はご存じかもしれませんが
本当に普段僕自身は有名な撮影スポットにはいきません。
なぜなら
人と同じが嫌ですし、混雑したりするのを嫌がりますし、人がたくさん来ると言う事はトラブルもまた発生しやすいので
普段は絶対にいかないのですが
ことブッポウソウに関しての
ここ横山様だけは
探鳥帰りの手が空いた時間で立ち寄り、
モニター観察や時間があれば撮影しています。
撮影もそうですが、なかなか巣箱の中の雛の様子を観察できる場所は無いので貴重ですし、それこそずっと見てられますよ(^^♪
感覚としてはしっかりと整備されているので
例えるなら
アイドルや好きなアーティストのコンサートを見に行く感覚ですね(笑)
しかもその中でもブッポウソウと言うかなり群抜いたスーパーアイドルですよ(笑)
話を戻しますと
僕としては
今はここ横山さまには
年配の方やカメラマンの方ばかりの来訪となっていますが
ゆくゆくは
地域の子どもたちや家族連れの方なども含めて
ブッポウソウ観察や勉強などができたり
ブッポウソウと言う物凄く貴重な絶滅危惧種がここ岡山県の吉備中央町に来るんだと言う事を少しでも子供たちが知ってくれたりする機会があったら素敵だなぁ~とちょっと思ってます。
ブッポウソウ吉備中央町会会長さんの家へ行こう~
それでは本題と言いますか
今回のお話となります
対談のきっかけとなったのはブッポウソウ観察の先々でお世話になったと言いますか友人と言いますか・・・ベテランバーダーの方のご紹介でお話を聞かせてもらえることとなりました。
この方とはホント時季が時季なのでホント連絡取り合わないのに良く合うんですよ不思議とΣ(゚Д゚)
今回お話をした場所はブッポウソウ吉備中央町会の会長さん。
中山良二さんのご自宅兼、吉備中央町事務局の方で3~40分くらいのお時間をいただき
貴重なお話を聞かせてもらえることとなりました。
しかもアポなし(苦笑)💦
ベテランバーダーの方 『紹介しちゃろう!!』
僕 『いやっ・・・でも突然じゃ・・・💦』
ベテランバーダーの方 『わしの方が先輩じゃから大丈夫じゃ(゚Д゚)!!』
と言う経緯です(笑)
ホント中山さん押しかけた形ですみません。
でもありがたいことですよ。
こういった機会や経験ないですから(T_T)
いきなりの来訪で迎えてくれたのは
中山良二さんの奥さんとなる方で
突然の来訪にも迷惑がらずに物凄くご丁寧に取り次いでくれました。
中山良二さんも快く事務局の方へと案内していただき
貴重なお話を聞くことができました。
対談の内容ご紹介~
案内されたのは
自宅裏にあるブッポウソウ監察のラボ・・・事務局になります。
ここでは中山さんのブッポウソウの巣箱のライブモニターなどがあったり貴重な資料が沢山展示されていました。
なかでも
これはブッポウソウのはく製で
吉備中央町には
円城寺道の駅と吉備中央町役場とここ中山さんのご自宅の三点しかないそうで
岡山県内をグルグルまわっている自分もここまで綺麗なブッポウソウのはく製は見たことがありませんでした。
なんでもブッポウソウは絶滅危惧種ということで
はく製にするのも県の許可がいるそうで、必ず申請書と近くで保管することが義務付けられているとのことです。
この大きさのはく製を一つ作成するのにも
約三万円ほどの費用がかかるそうなので、このブッポウソウのはく製だけに限らず
博物館のはく製は僕たちが閲覧するためにかなりの作成費用が掛かっているんだと言う事もわかりますよね(;´・ω・)
ちなみに
ブッポウソウは絶滅危惧種と言う事もあり
たとえ道端などでブッポウソウが死んでいるのを見かけたとしても
埋めたりするのにも許可がいるそうで、そういったものを発見した場合や、怪我をして飛べなくなったブッポウソウなどがいた場合は
ブッポウソウ吉備中央町会の中山さんの方に連絡が来るそうです。
撮影の裏側にはこういったこともあるんですね。
ちなみにブッポウソウの巣箱は毎年地域の方々で清掃しているので毎年ブッポウソウが飛来して僕らが観察できるようにしてくれています。
なぜ清掃をするのか?
ブッポウソウは本来、杉の木の穴などの巣穴を利用するのですが、その穴が以前、使用されていたものだとしても中を清掃することなく営巣するそうなので
中には死産してそのままだったり、フンだったりとそのままだと衛生面でも不安ですので
毎年必ず巣箱の清掃をしているのです。
翌年に向けての地道な努力の上に僕らが観察させてもらっているのを本当に感じました。
お次に目に留まるのは
めちゃくちゃ凄いですよね。
これ
チェーンソーで作成しているそうです( ゚Д゚)
しかも
一本の木からΣ(゚Д゚)
接着してないんですよこれΣ(゚Д゚)
すごい技術ですよホント( ゚Д゚)
第2の横山様に
次に紹介するのは
こちら
横山様すぐ近くの中山良二さんの敷地を改良して新たにブッポウソウの観察ができるようにしているそうで
向かって左側が電柱があり、そこに止まり木をくくりつけています。
向かって右側の電柱にあるのがモニター付きの巣箱になります。
なんでも、この当日の朝にブッポウソウが巣箱の穴を確認しに2度訪れたそうでその映像も見せていただきました。
撮影している場所には今後横山様の観測所と同じく日差しの対策と雨の対策として屋根がつくそうです。
写真は70㎜レンズで撮影しているのですが見てわかる通り観察場所から巣箱まで距離があるので
ブッポウソウへのストレスは少なく、
双眼鏡(10倍)で覗いてみると巣箱は横山様よりかは若干遠くはなるものの
観察と飛翔写真は撮影しやすいのではないかと感じました。
補足として
横山様だけでなく、様々な撮影スポットに訪れる際は
必ず近隣の方や農家の方の邪魔にならないように、社会人として節度ある行動、マナー、挨拶をしっかりとお願いしますと伝えてくださいともおっしゃってました。
ちょこちょことお伝えしたように
地元の方々あっての場所ですし
カメラマンの方や観察される方はこのシーズンだけですが近隣の方はずっとそこに住んでいて普段通り生活をしておりますので
本当に考えていかないと、いつか観察できなくなってしまうのでよろしくお願いします( ゚Д゚)
特にカメラマンの方は
撮影に夢中になったり、他の人よりもいい写真を!!
と言う気持ちから我先にとなりがちですから、自分も含めて要注意かと思います。
フィルム時代は現像するにしても写真をするにしてもお金がかかったので野鳥写真を趣味にする方は今よりも多くないと聞いていますが
世はデジタル時代。
誰でも昔に比べて簡単に野鳥を綺麗に写せるようになり
SNSでも投稿したりと比較的敷居が低くなってきました。
そのおかげで僕も野鳥撮影や観察などの世界に入ることができたので少し複雑でもありますが
人口が増えると言う事は様々な人がいますので
中にはあいさつをしなかったり、道路を通行する際にトラブルになったり、多くの人が集まるので多々トラブルが発生するそうなので
ブッポウソウにもそうですが、周りの方への配慮もちゃんとしつつ
みんなで楽しめたらなと僕自身も思います。
せっかくここにきて人生の貴重な時間を
ブッポウソウの観察にあてて
その綺麗な生命に触れるんですから気持ちよく
『あぁ・・・来てよかったな・・・』
って帰りたいじゃないですか(*^_^*)❓
細かいことを言っていますが
よくよく聞けば当たり前の事なのでスミマセンが
ご協力よろしくお願いします(*^_^*)
ブッポウソウグッズ!!
お次にご紹介するのは
道の駅や横山様でもご購入可能なブッポウソウのグッズのご紹介になります。
もう観光協会の人みたいになってますね(笑)
ご紹介するのは2点。
1点目はマグネットのブッポウソウ。
もう1点はぬいぐるみキーホルダーになります。
どちらも一つ500円で
ぬいぐるみのもうひとまわり大きいサイズは1000円になるそうです。
他にもピンバッジ、ステッカーなどもありました。
これらの売り上げの一部はブッポウソウの巣箱の管理費用として使用されるそうです。
僕自身も他の探鳥地に行ったらお土産なりご当地のものを購入するようにしています。
理由は管理費などにあてられるのでその協力が少しでもできれば・・・
といった形で微力ながらさせてもらっております。
お小遣い制の自分はちょっと厳しい部分もあるんですけど
それはもうお互い様ですから(´_ゝ`)!!
ただこれには少しエピソードがありまして(笑)
最初、お話を聞いている際に奥様が
『こういったものがあるんですよ。』
とブッポウソウのぬいぐるみをもってきてくださって。
最初、せっかくだし、お邪魔させてもらっているしと言う事もあって
ぬいぐるみを娘へのお土産として購入しようと、1000円札しかなかったので
『お釣りありますか?』
と言って
奥様がありますよ。少しお待ちください・・・と渡した1000円札と共に裏の方へお釣りの500円を取りに戻り、
その間にもご主人の中山良二さんのお話を真剣に聞いていて感動している際に
奥様が5分くらいしてお釣りと共に戻ってこられたので
『お釣りの500円です。』
と
無事に受け取り、財布にしまおうとした際に奥様が
『実はこういった物も他にもあるんですよ。』
と言ってマグネットやピンバッジのブッポウソウグッズを見せてくださったのです。
もうねぇ
僕の500円玉が財布に戻ることはありませんでしたよ(笑)
この流れはあらがえませんよ(笑)
ただこのマグネットやピンバッジのクオリティーは本当に欲しかったですし、
一番は
『ブッポウソウの保護活動に役立てられるなら。。。』
ここですよ。
なので物凄く充実しました(*^_^*)
しかしながら
さすがの商売上手です( 一一)✨
おわりに~
かなりの長文となりましたがいかがでしたでしょうか(*´▽`*)❓
最後に一点。
2022年に今年も吉備中央町で撮影したブッポウソウの写真コンクールがあります。
作品裏面に
氏名 年齢 住所 電話番号 題名 撮影地
を記載のもと
2022年7月15日までに郵送、または横山様投函箱へ応募くださいとのことで
審査員として
プロ写真家の真木広造さんがしてくださるそうです。
家に帰って気づきました。
僕この写真家さんの図鑑で勉強してるんだわΣ(゚Д゚)!?
と。
2022年7月18日には真木広造さんの講演もあるそうで
参加賞としてか特賞としてか
地元特産のコシヒカリがもらえるそうです(*^_^*)
ぜひとも応募して参加の方よろしくお願いしますとのことです(^^♪
僕も今年は投稿してみようかなぁ~とかちょっと思ってます(´_ゝ`)
書いていて
ただの雑誌の記事みたいなお話となってきましたが
なにはどうあれ
少しでも多くの方に良い気持ちでブッポウソウ観察を通じて
ブッポウソウ観察のその背景や裏側の事がお伝えできればと思っております。
僕自身なにか意味があっての今回の対談の実現となったわけですから
少しでもそういった方々の思いやなにかの力となればと思い
記事を大急ぎでまとめて投稿しております(;゚Д゚)
なので拙い文章となっているかと思いますが
ここまで最後まで読み進めていただき本当にありがとうございます(´_ゝ`)
当ブログの方は相変わらず季節ズレのお話や好き勝手に撮影したお話の掲載が多いですが
引き続きそちらの方もご購読よろしくお願いします(*^-^*)
最後までご購読ありがとうございました(^^)/
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