今回のお話は前回の続きになります。
岡山吉備中央町のブッポウソウ2021.07.24②と言うことで
2021.07.17にブッポウソウ観察で日本一と呼ばれている吉備中央町の『横山様』にて4羽の雛が巣だった後のお話になります。
今回はエピソードと言うより
動画と、ブッポウソウ考察に近いお話になります。
それでは前回の続き、
最後までご購読よろしくお願いいたします(*^^*)
ブッポウソウ観察~
この日は結局朝の10時から15時迄の観察をしました。
と言うのも、今回は写真撮影よりも、観察と動画撮影をメインに活動していたのですが
長時間の動画撮影の為に
15時にカメラのSDカードの容量がいっぱいになり、あえなく帰宅する事にしたのです。
巣立ちの瞬間を動画に…とも思ってたのですが、これ以上欲を出してもなぁ…
と思い撤退しました。
(次の日の朝147番の巣箱に向かったら、もう巣立ちしていました)
給餌の瞬間の動画
炎天下のもと、日陰もなく約5時間椅子に座って粘った撮影の中で
親が子供に餌をあげる様子をバッチリ動画に納めることが出来ましたので見てください。
親が子供に餌をあげる瞬間です😳
いやぁ~ホント一瞬です。
この一瞬の為に5時間粘っていたのですから(笑)
一瞬過ぎてわかりづらかったので、下の動画にてスローモーションにしてみましたのでどうぞ✨
ちなみに運んできたご飯はセミです。✨
よくよく見るとちゃんとセミの頭を雛の口に向けて渡しています。
ブッポウソウ観察~考察とまとめ。
ここからは2021年に様々なブッポウソウの個体を観察した
まとめと考察になります。
●ブッポウソウは夫婦で子育てをし
卵を暖める際は♂と♀️両方おこなう。
ただし♀の方が卵を暖める時間は長いように思われる。
♀2時間、♂30分。
●♂が巣箱で卵を暖めている♀️に餌を運ぶことが多々ある。
●♀が卵を産む時、暖めている時、子供が産まれた時等々…様々な場面で樹上で巣箱が見える位置にいる。
●気が強く、巣箱に近づいたり縄張りに入ってきたものを追っ払ったりする。
●基本的には夫婦ペアで子育てをするが、他の仲間とも子育てをする可能性があった。
●給餌を頻繁に行っている時は
まだ巣立ちはしない…と言われているが、個体差がかなりあり、そんなことはなかった。
●雛が羽化して1週間は餌運びがまだあまりおこなわれない。
●♂と♀️、卵を暖めている際は巣箱から出てくる回数が少ない。
●♂と♀️同時に卵を放置して餌を食べに行くこともある。
●子育て繁忙期になると警戒心が薄れて様々な表情を見せる。
●飛翔姿は一瞬カラスに近いものを感じた。
●子育てが終わりに向かうと『ゲゲッ!』と良く巣箱周辺で鳴く。
●巣だった後も周辺の杉林に潜んで良く鳴く。
●巣箱に入る際は樹上から段々と降りてきて近づいてくる。
●意外にも早朝より
15時~16時近くの方が動きがある事が多かった。
●卵を暖めている期間は巣箱に近づいたりするのが大体2時間に一回位の割合。
●雛が常に身を乗り出して外を見ていたら巣立ちチャンス。
●南へと帰る際はツバメのようにまとまって帰る可能性がある。
終わりに
今回の観察をもとに
来年以降もブッポウソウ観察を続けていきたいと思います。
2021年の今年は世界的半導体不足の為に仕事が大幅に休みとなっていたので
ゆっくり観察することが出来ました。
来年はこうはいかないでしょうが、いける日は全てブッポウソウにあてますよ😁
最後までご購読ありがとうございました(^^)/
ブッポウソウさん✨✨
来年も元気なお姿でお逢いしましょう✨
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