こんにちは。
今回のお話は
2021.07.17日に岡山県吉備中央町のブッポウソウの聖地『横山様』にて
無事に4羽の雛が巣立ち、一段落終えたその後のお話になります。
『横山様』にてブッポウソウが巣だった後も
まだまだ巣立っていない他のブッポウソが吉備中央町にいるのでは無いか?
と思い探索した際のお話です。
①~②の構成になりますので
最後までご購読よろしくお願いいたします(*^^*)
吉備中央町のブッポウソウ~
ブッポウソウの聖地『横山様』での4羽の雛が巣立ちをして、
自分の心の中でもブッポウソウ観察に一段落していた時に
ふと思いました。
『そう言えばブッポウソウの動画は撮っていないなぁ……』
悪い癖です。
そうこして考え出すともう止まりません…。
時系列で言うと上記のブログ記事のすぐ後のお話になります。
まだ少しだけブッポウソウ観察において気になる事があったので
7月24日の朝にそのまま吉備中央町のブッポウソウの巣箱がある箇所を車で走り回り
車から降りては巣箱の様子と周辺を確認し、
いなければ次の巣箱へ…
と言った感じで探し回りました(笑)。
すると
唯一、147番の巣箱だけ、雛が巣箱から顔を出しながら
親に餌をねだっているのを見付けました。
もしかしたら巣立ちするかもしれん‼️
そう思って撮影をする事に決めました。
過酷な環境での撮影
時刻は10時過ぎ…
雲ひとつない晴天、気温32°
日陰等ひとつない田んぼの真ん中にある巣箱。
『…………やるか。』
暑さ対策は水筒1.5リットルと帽子(笑)
ラッキーアイテムとして前日に妻が買ってきてくれた塩分タブレットのみ。
しかしながらやるしかない。
何故ならブッポウソウの幼鳥はもう顔を出している!!
道の端っこに三脚と椅子を構えてひたすら動きがあることを祈って待機していました。
炎天下での撮影…
ブッポウソウの雛も暑そうで、ずっと口を開けていました。
観察中に…
炎天下でずっと撮影と観察をし続けている際に、
いくつか面白いシーンに出くわしました。
親がちょいちょい子供に餌をあげるシーンを目撃している際の事。
普通は上のように親がご飯を運んできて、それを雛が受け取る。
こういった形を繰り返すのですが
違うブッポウソウの成鳥が巣箱に餌を持っていき、
雛がそれに気付き拒否をし、
親がそれを追っ払うと言うシーンです😳
今回は動画が用意できませんでしたが、動画にもバッチリ撮っています✨
そもそも何故他の親なのかわかったのか❓❓❓
この147番の巣箱の周りにはなにもない為に、
ブッポウソウの親が周辺を飛んでいるのが丸見えなのです。
炎天下でのもと、逃げずにアホみたいに観察していたので良く見れました。
近くに成鳥のブッポウソウは6羽。(電線と木に止まっているのをカウント)
うち2羽のブッポウソウが巣箱の親となります。
2羽の親のブッポウソウは雛が巣箱から顔を出して鳴く度に近くに来たり、
カラスや他の成鳥のブッポウソウを追っ払ったりしていました。
そんな中、ブッポウソウの成鳥3羽が巣箱をチョロチョロ飛びまわり、
親がそれを追っ払っている最中、
隙を見て1羽が餌を巣箱に持っていくと言うシーンでした。
ブッポウソウの世界の中でも色々あるんだなぁ…と思いました。
雛がご飯を求める。
僕は言いたい!!
ブッポウソウだけに限らず、動物全般相手の話になるのですが、
野鳥撮影場所に行くとこんな方を見受けられます。
『~は~だから~だ!!』
『今までの経験から~だ!!』
と皆に鼻高々に断言する方がおられますが、全部が全部
そうじゃないと思います。
個体差、個性、特性、特徴、環境、癖、
1羽、1羽、1匹、1匹本当に違うので断定なんて決してできないのです。
だからこそ良く観察して目の前の個体に想いを馳せ、考察し、
その姿を撮らせて頂く。
この姿勢が新たな発見と出会いに繋がるのでは無いかと思います。
少し熱くなりましたが本当に面白過ぎますわブッポウソウ!!
家族想いの姿勢に感服です。
~②へ続く。
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