こんにちは。
今回のお話は前回のお話の続きとなります。
前回の記事は下記に記載しておきますのでそちらをご参照ください。
それでは最後までご購読よろしくお願いします。
※こんかいの写真は撮ってすぐに出している為に多少見づらいですがご了承ください。
11時32分~まさかまさかの
『ジーザス・・・』
なんてことでしょう。
巣箱に4羽いた雛が1羽しかいない・・・
なんでだ!???
さっき顔を出してたのは子供か???
遊びにでも行ってるのか???また巣箱に戻るのか???
と
訳の分からない事を考えてパニックになりました。
「巣立ちは26日じゃ・・・」
そうじゃない切り替えろ!!
ブッポウソウはもう巣立ったんだ!!
今巣箱から顔を出しているのは最後の1羽なんだ!!
慌ててすぐさま車からカメラと三脚を持ち、すぐに観察小屋で待機していると・・・
「今日の朝に三羽が巣立ったらしいぞ」
との会話が聞こえてきました。
『マジかぁぁぁぁぁ』
朝にやっぱり寄っておけば・・・。
と後悔の念が押し寄せてきます。
タイムリミットの時間は15時30分
いやっまだチャンスはある!!
そう言い聞かせてその時を待つのです。
時間との闘い
時刻は昼の12時。
ちなみにこの日は先勝ち。
はぁ・・・朝に来ていれば。
観察をしているとわかるのですが巣箱のブッポウソウの雛も恐る恐るな感じでした。
不安。他の兄弟はもういない・・・そんな感じが凄くしました。
こっこれはまさかの長丁場か・・・
ずっと見ていてもすぐに巣箱から出るような雰囲気ではありませんでした。
ときおり遠くで親の呼ぶ声がするのですが・・・ん~厳しいか・・・。
時間は刻々と・・・
しかしながらヤバい可愛さ・・・
これはたまらない・・・。
親鳥とは違う破壊力。
ただただ時刻が過ぎていく・・・
まずい・・・
これはまずい・・・
時刻は12時43分。
まだまだこれはかかるやつだ・・・。
タイムリミットの15時30分まであと少し・・・
更に時は過ぎ・・・
時刻は13時35分・・・
少し動きが見られました。
巣箱の中の幼鳥がときおり声を出して親を呼んでいました。
ヤバい・・・声も可愛い(笑)
親鳥に比べて声量も迫力も違います。
これは観察しなければわからないやつや・・・
観察している中でも一番大きな口を空けていました。
周りで観察している方によると親がひな鳥にエサを与えたのは朝。
巣立ちを促すならエサは与えない、だから給餌はない・・・
と大きな声で鼻高々な見解。
僕自身もそう考えていました。
ただ、相手は野生ですし個体差も個性もあります。。
僕としては明日に巣立ちしてくれないかなぁ~と勝手な事を思っていました。
ただこればっかりはわかりません。
頼む・・・・なんでもいいから帰宅時間までには巣立ちを・・・
更に時は過ぎ
時刻は13時50予想と期待を裏切る展開に・・・
親鳥が子供にエサを運んできました。
鼻高々にブッポウソウを語っていた人も目の前の光景に驚きを隠しきれていませんでした(笑)
ほっこりしますよね。
貴重なシーンを観察する事が出来て本当に感動しました。
その後親はすぐ近くの枝に停まり子供を見守りつつ
子供に対して『早くおいで』と促していました。
これは巣立ちチャンスか!?
~続く。
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